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こんな症状でお困りの方に
自律神経失調症
私たちの身体は、気温の変化や精神的ストレスなど外からの刺激に対して、体内の状態を一定に保とうとする働きがあります。この働きを担うのが自律神経で、内臓や血管の収縮・拡張、ホルモン分泌など、すべての器官を調整しています。
自律神経には、交感神経と副交感神経という相反する働きをする神経が同居し、この2つの神経が綱引きをしながら働いて、身体がバランスよく機能して春夏秋冬・一日を安定したものとさせてくれています。(例:暑い日も寒い日も体温が一定:平熱) ところが、様々な要因で身体へ降りかかるストレスなどの刺激が長時間続くことで、綱引きのバランスが大きく崩れてしまい自律神経失調症を起こしてしまいます。
- ①責任感が強い人
- ②几帳面な人
- ③内向的な人
- ④心配性の人
などがストレスの影響を受けやすいと言われており。
また、現代はストレス社会と言われるほど多くの制限と時間に追われる生活を強いられる事があり、上記にあげる代表的な方たち以外にも発症されている方もいらっしゃいます。
逆境に強い、精神力に満ち溢れていると自負されている方でも、気づけば溜息をついていたり、急に額・首筋に汗が流れたり、掌が熱くじわじわ汗が湧き出てくるような症状に襲われる事はありませんか?元気だから眠らなくても(眠れなくても)働けるとお思いではありませんか?
自律神経は交感神経、副交感神経のニ系統により全身に張り巡らせており、内臓の活動調節はもちろん、皮膚血管の調整も自律神経が関わっています。
血色の良し悪し=筋肉の強張り=内臓不調と全て繋がっています。顔が青白い方だけが精神的に参っているわけではありません。過剰な赤ら顔の方も興奮状態から抜け出せていないのです。
朝『怠く、目まい、吐き気』『強烈な頭痛』などで起き上がる事の出来ない【起立性調節障害】をご存じですか。この症状が病気だったとは知らなかった。など、周知されていない自律神経が関わる不調は広範囲に広がります。
東洋医学では、脉に触れる事、顔色・声を聴く事で内臓の元気を推し測る事ができます。
體が重怠い・筋肉が強張っているから強く・長く・沢山刺激をして欲しい!と思われるかもしれませんが、大きく崩れた綱引きのバランスを調える為には片側を調えるのではなく全身(陰陽・外内・左右・上下)の手当てを行わなければなりません。
当院では、西洋医学・東洋医学観点から不調のある個所・症状を手当てするだけではなく、鍼を皮膚表面にあるツボを使い経絡を介して内臓へアプローチします。お肌は、内臓を映す鏡でもあり自律神経の切り替えがスムーズであれば、排便・排尿も快適に行うことができ体内のデトックスにもなり體も精神も軽くなります。