こんな症状でお困りの方に: 発達障害

発達障害は、生まれつきの発達が通常と違っているために、幼児のうちから症状が現れ、通常の育児ではうまくいかないことがあります。成長するにつれ、自分自身のもつ不得手な部分に気づき、生きにくさを感じることがあるかもしれません。
ですが、発達障害は「先天的なハンディキャップ」ではなく、「一生発達しない」のでもありません。発達の仕方が通常の子どもと異なっていますが、支援のあり方によって、それがハンディキャップとなるのかどうかが決まるといえます。

人は、家庭環境や教育環境など、様々な外的要因に影響を受けながら一生を通して発達していく存在であり、発達障害の人も同様です。つまり、発達障害の人にも成長とともに改善されていく課題が多くあります。幼い頃には配慮が受けられず困難な環境の中で成長してきた発達障害の人も、周囲からの理解と適切なサポートが得られれば、ライフステージのどの時点にあっても改善への道は見つかるでしょう。(厚生労働省HPより)

発達障害という症状は、まだまだ周知されていない、偏った認識をお持ちの方が多いのではないかと思います。
下記にあげたようなことが成長過程で少し遅くはありますが着実に成長はしているのではないかと考えています。

  • 話す・聞く事
  • 書く事
  • 対人関係
  • 計算や推論
  • 行動の自己調整

また、発達障害の一つ、多動症(ADHD)の症状には、自分の注意や行動をコントロールするの働きに

  • 1. 前頭前野の関連
  • 2. 神伝達物質の関連
  • 3. 神伝達物質の働き

などが関係しているのではないかと言われておりこれらの機能障害により障害が起こっているのではないかと言われていますが、詳しい原因はまだわかっていません。

上記にあげた成長過程の内容は、すべての人が全て完璧にできるわけではなく、得手不得手は誰にでもあります。
ただ、社会で働くまでの共同・集団生活は周りと同じであることが好まれます。『絵が得意』『歌が上手』などの個性は素敵であり、尊重、拍手されますが、時間に遅れる・一緒に作業ができない・会話が手・活動的に動くなどは集団の輪を乱す行為となってしまいます。

統制を取らなければならない立場であれば、悩ましい事ではありますが、一番つらいのはどうしようもない本人です。年齢を重ね周りの状況・言葉が理解できる様になると、周囲の自分に向けられる目線・言葉もしっかり感じています。

疲れが溜まってきたり、緊張状態が続く、長時間の作業で身のバランスは、周りの方以上に疲弊する傾向にあります。
崩れたバランスを自ら戻そうと、飛び跳ねたり・大きな声を出したり・フラッシュバック・必要以上な几帳面(配)。という行動をとることがあります。

少し見る角度を変えると、すごく嬉しい事(躍る)があると飛び跳ねます。気に入らなければ地団太を踏みます。嫌な事・ストレス(身体への緊張)解消にカラオケへ行くとスッキリします。大事なイベント・仕事は、何度も確認します。(今度は、失敗しないようにしよう)

表現の仕方、少しの違い・見かたで身への負担を軽減するために人は同じことをしています。

発達障害は、の発達異常と定義づけられていますが、当院は鍼を頭のみに刺し電気を流したり、強い激しい刺激は行ないません。東洋医学で伝えられると症状の関係性、付随して起こる痛などをお聞きし治療を行います。
皮膚表面にある穴を介して内側へアプローチします。お子様は、特に敏感ですので緊張状態から解放され気持ちいい感覚を得て頂けます。

機能・ホルモン云々などは病院で検診によって得られる情報の為、鍼を行うことで『○○ホルモンが増えます』など断定的な事はお話しできません。

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