鍼灸院かきたのブログ

身体の内をみる①

鍼灸の身体の診方を少しご紹介・・・。

 

病院では、問診・触診・聴診に加え検査・レントゲンなど、

身体の内側の【今】を診る手段はご存じの様に沢山あります。

 

 

鍼灸師は、四診と云い。

望・聞・問・切大きく分けて四種類

最近の体調は勿論ですが、、。

顔色やにおい、舌の色・形・発声・音調に加え

手首の【脉】を診て臓腑の状態を判断します。


「えー脉は、拍動(ドキドキ)をみるもので内臓て・・・。」と
お思いの方が多いかもsign03

ここが、東洋医学と西洋医学の診断方法の違いのひとつかもしれません。

 

昔々、ミクロもマクロも言われていなかった時代にfuji

右手のこの位置の、、こんなリズムの脉は

【〇〇臓】にトラブルが多い(弱ってる・興奮してる)

其の【〇〇臓】は、このに繋がっているのでupwardright

mobaq患者さんはこんな症状を訴えてないですか?
mobaqこんな状態になってないですか??

と書かれた古ーーい本があります。其の古書を基に鍼灸師の教科書ができています。

 

鍼灸は、經驗医学の色が濃く後追いで活字にされた一面もありますので

正直「え?無理があるなーこの例え」てのもありますcoldsweats01sweat02

 

しかしながら、脉で得た情報をもとに治療を進め験を重ねますとしっかり身体の内が見えてくるようになります。

脉管の幅・硬さ・浮き沈み。ホントに変わるんです。と、同時に身にも変化が現れますflair

 

脉は、身体の内をみる判断の一つです。

 

つづく

 


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