鍼灸院かきたのブログ

自分の気持ちが人に与える影響について

こんにちは

今年のバンクーバーは非常に寒く、雪が降り道路が凍っています

僕が来た1月はこんな感じじゃなかったのに...

おかしいな 笑

では今日のお題についてです


今こちらのマッサージ店で働いています

※というのもこちらで鍼灸治療を行うためには(合法的に)こちらでの鍼灸師免許を取り直す必要があるためです。


話を戻しますと

こちらにはチップという文化があるので自分の評価というものが非常にわかりやすく返ってきます
(文化の違いや、初めての来店でチップを置いて行かれないお客さんもおられますが)


正直いいまして最初の1ヵ月チップをきにしまくっていました 笑


マッサージについてもいろいろ考えていました

どの位の強さが基準かわからない
強さを聞くにもどのタイミングで聞こう
アッやばい筋肉めっちゃ強張ってる、強すぎたかな
長めの圧迫がいいかな、今の短すぎかな
やばいこのお客さん僕のマッサージあってないかも
等々

雑念という雑念渦巻きまくりでした


その結果全然チップがよくないのです

何がいけないのかなとひたすら後ろ向きなことを堂々巡り


そこで考えを突き抜けさしてみました


もう自分が気持ちよくなってマッサージしよう


????

な方もおられると思います


たぶん日本で働いていた時の僕がこの記事を見たら

何このブログ気持ち悪って思っていたことでしょう

でもよくよく考えてみましょう


僕らは基本人の体をさわります

他の職業に比べて特殊な職業だと思います


一般的なコミュニケーションとして会話をして

この人自分と合わないなと感じることは誰しもあると思います

ただ最初からこちらがの扉開かずにびびりまくってたらコミュニケーションもなりたちませんよね?


なのでそれをマッサージに置き換えてみたのです

あなたとあえてうれしいです
だからマッサージが楽しくて楽しくて仕方ない
お客さん、筋肉さーん仲良くしましょう的な感じです

毎回ではないですが僕からマイナスイオン出てるんじゃないかな位の勢いで仕事しています
オーケストラの指揮者並みに目を瞑って揺らめいています(ひょっとしたら無駄な動きかも)


そしたら嘘のようにチップがよくなりました
最悪だった前回の2週間のチップの2倍(実働時間はほぼ差がない)
(もちろんあまりよくないお客さんもいますが)

もう一度言いますが僕らは体を触ります

患者さんと向き合う以前にまずは自分と向き合うこと
何を考え
何を感じ
何の為に
お客さんに触れているのか

これはほんとに重要なことだと思います


僕も今の気持ちを忘れずキープしなければ‼‼


少しでも何かの参考になれば幸いです

今日も見ていただきありがとうございました

ちびた

以前2週間ほど滞在したトロントのダウンタウン


トロント


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