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鍼灸院かきたのブログ 鍼のお話し 12ページ目
夏がやってくる・・・。
春の土用が終わり今日は「立夏」です。
※※※
立夏とは、鬱陶しい梅雨やうだるような暑さがやってくる、その少し前の清々しい天気が続く時期のことを指す。
3日に季節がかわるぞーー。ってほどの雨風が吹き荒れ昨日、今日と快晴
徐々に暑い夏が近づいてきています。
冬から春に養生をし損ねた~。なんか、、身体が万全ではない、、ずっと風邪が治らない。とお悩みの方は
暑い夏を乗り切るために6月の初夏を迎える前に体調を調えましょう。
今年も暑く、熱くなり大きく身体にダメージを及ぼす夏がやってきそうです。
元氣があれば何でもできます。病になる前に自己投資(体調管理)を
(鍼灸院かきた) 2016年5月 5日 11:55
成長痛(せいちょうつう)
おはようございます。
GWはまだ続いていますが、当院は診療中です。
先日、女児の成長痛を診させて頂きました。
夜、痛くて眠れないということで
成長痛には、諸説あり「病」に分類されない考えもあります。
しかし、10歳そこそこのお子さんかすれば痛み・苦痛・不安は一大事です。
「ていしん」と言う種類の鍼を駆使し治療を行いました。
翌日、お子さんから「昨日痛くなかった」と連絡を頂きホッとしましたが・・・。
感情に左右される現象でもあります。これから数ヶ月かけて痛み・苦痛・不安を取り除けるよう頑張ります。
(鍼灸院かきた) 2016年5月 5日 09:55
お肌のお悩み(アトピー性皮膚炎)⑦
月に一度、四国から来院の女性。
今回で10回目の施術となりました。
3回ほどで、まとめようと考えていましたが、7回目の投稿となりました。
そろそろ・・・。
陰:身体を潤す・冷やす事が得意な臓腑は?
腎:別名(一身の陰・陰中の陰)
◎先天の精(両親から受け継い生命力)を蔵す場所で、骨・腰・耳・髪の毛などに大きく関係しています。
季節言うと冬一日で言うと夜
どっしりと落ち着き静寂な雰囲気にあてはまります。
身体全体に潤い、栄養を与える為にそのものを生み出す場所と表現しましょう。
陽:身体を温める事が得意な臓腑は?
心 別名(陽中の陽)
その他、温め(熱)を発生させる臓腑や外部環境は沢山あります。
東洋医学を学んだ方なら「そうそう知ってる。」
若しくは「血とか津液って肝・脾胃でしょ?」とお思いになるかもしれません。
肝は、血を貯えるタンク(そこから全身へ配分調節する)
脾胃は、飲食物から栄養(血)を生み出し、腎の補助をする役割(生命力助手)ととらえます。
上記を踏まえて、陰(腎)を中心にお肌のお悩みのお話をまとめましょう。
つづく・・・。
(鍼灸院かきた) 2016年4月14日 15:22
お肌のお悩み(アトピー性皮膚炎)⑥
4月10日の勉強会予習で、こちらが疎かになりました。
昨年から、月に一度四国から来院の女性。
今回で10回目の施術となりました。
陰陽平衡とは、いい緊張感のなかお互いの距離感を保っているような状態。
一方が崩れると必然的にもう一方も何らかの変化が現れます。
陰は、「津液・血」身体を潤す冷やす成分を担う
陽は、「気」身体を温める役割を担う
※一例です。
それぞれの、働きを得意とする「臓腑」があります。
そぅ、それぞれが自分の仕事を毎日ご機嫌にこなしていれば
体調不良という現象は起こらないのです・・・。きっと
ではでは、得意とする「臓腑」お肌のお悩みに大事な「臓腑」てなに??
今日は、久しぶりなのでこれくらいで終わります。
つづく・・・。
(鍼灸院かきた) 2016年4月11日 14:23
お肌のお悩み(アトピー性皮膚炎)⑤
昨年から、月に一度四国から来院の女性。
今回で10回目の施術となりました。
東洋医学概念の陰陽平衡とは・・・。
書いて字の如く・・・。
陰と陽のつりあいが取れている状態を表します。
陰陽の、、つりあい・・
釣り合い・・・
つり合い・・・・とは。人体が正常に機能を保っているのは、
相対的な協調が正常に保たれているからだと考えられており
身体の内外・上下・臓腑など陰陽が平衡を保っている時は健康であり、
この協調が崩れる事で疾病発症があると考えられています。
相対するものがある程度の緊張を保ちながら存在することで身体の健康は保たれる。
(つりあいが取れている)
男女の距離感と同じです
親しき中にも礼儀ありです
また、陰陽いづれか一方が不足すれば、必然的に他の一方の亢盛を引き起こす。
◎亢盛:勢いが増す。
例)喧嘩をして
陰⇒「やっべっ」と思いシュンとなっていても謝る的が外れていたら・・・
陽⇒相手は余計に怒りを増し、ドンドン燃え上がりますよね
陽の怒りは燃えれば燃えるほど、真っ赤に色づき熱でパンパン
ただでさえ、反省して弱っている陰は、熱量でもっと減っていきます
ご想像いただけるでしょうか??
つづく・・・。
(鍼灸院かきた) 2016年4月 5日 11:56
お肌のお悩み(アトピー性皮膚炎)④
昨年から月に一度、四国から来院の女性。
今回で10回目の施術です。
皮膚表面は、ぼわっと熱いのに身体の内側が冷える。
特に冬場は、カイロを数か所に貼っていても
冷えて仕方なかったそうで
しかし、昨年末から今年の冬は【カイロ】を一切使用せず
例年程の内からくる冷えを感じず過ごせたそうです。
東洋医学で云う【陰陽平衡】陰と陽の相対的な協調関係に改善があり
内側(臓腑)の充実によりお肌のお悩み・皮膚表面の熱さが改善してきたと考えられます。
陰陽平衡とは、東洋医学的概念
つづく・・・。
(鍼灸院かきた) 2016年4月 1日 19:23
お肌のお悩み(アトピー性皮膚炎)③
昨年から月に一度、四国から来院の女性。
今回で10回目の施術となりました。
彼女にとっての非日常は、お肌に悩みのない人にとっての当たり前
どんな些細な事でも、辛いことは本人にしかわかりません。
それを痛感した瞬間でした。
10回目を終え。彼女本人からもご両親からも嬉しいお言葉を頂き
「皮膚が普通になってきた」「鍼って効くんやね~」「顔がホント綺麗になって」
「夫婦で話してたんです。よかったって」
ご本人も「貧血・めまいは出てないです」「かゆくないし」とニコニコ(#^.^#)
外から見えるお肌の症状は身体の内側を表しているとも言えます。
それが、下記のお言葉
■□■□■□
今まで一年中、皮膚表面がぼわっと熱くって
なのに、身体の内側は、冷えて
特に冬場はガタガタ震えてたんです・・・。
暑いのに寒いんです
体内の充実が体調は勿論、体表面へ反映されます。
つづく・・・。
(鍼灸院かきた) 2016年4月 1日 15:02
お肌のお悩み(アトピー性皮膚炎)②
昨年から月に一度、四国から来院の女性。
今回で10回目の施術となりました。
来院当初は、質問しても話しかけても積極的なお返事は少なく
緊張してるのかな?と思っておりましたが
回を重ね、いろいろなお話をしていると
大きく口を開くと・楽しいことがあって笑うと
顔の皮膚が切れるので
だから、あまり大きな口は開けなくなったのかもしれません
関節も同じで、腕・足を急に伸ばすと皮膚が切れて痛くって
常に身体全体がツッパッテて・・・。
と、教えて下さり。
なぜ、その話をしてくれたのかな?と聞くと
鍼を始めてから、皮膚のツッパリが減って
笑っても切れなくなったんです
あ!!良い意味で彼女にとって皮膚が切れない事は
非日常だったのです。
つづく・・・。
(鍼灸院かきた) 2016年3月31日 14:48
お肌のお悩み(アトピー性皮膚炎)①
昨年から月に一度、四国から来院の女性
今回で、10回目の施術となりました。
来院当初、肘・膝の関節付近は切れてタダれがあり、
耳の裏、口まわり、頸も赤くかさぶたがありました。
なんといっても、背中全体に広がる赤茶色く硬くなった皮膚と
無数に広がる熱を持った腫瘍の様なイボ状の腫物は彼女の身体の辛さを
物語っていました。
眩暈も、ほぼ毎日・・・。
ベッドで目が覚めた時点で眩暈が起きるのです。
起立性でもなんでもありません。目覚めたら即、目が回る
その日は、一日ベッドから動けない
そんな日々を何年も過ごしてこられました。
なんとか治したいと思う一心でご本人もご家族も
ありとあらゆる物・事を試してこられたそうです
つづく・・・。
(鍼灸院かきた) 2016年3月30日 12:13
身体の内をみる③
身体の内をみる①②
つづき・・・。
患者さんに多い細絡の箇所は、
耳周辺・首の付根・肩甲骨周辺などツボの流れで熱症状がよく出やすいと考えられる付近。
足の内側!!こちらは身体を冷やす事を司ると考えられているツボの流れがある場所。
この対極の熱・寒に細絡(滞り)が多くみられます。
上半身、特に頭に起こる症状
頭痛・眩暈・耳鳴り・円形脱毛・・・。
身体の内(奥のおく)に滞りの熱による粘りがあり、
循環障害(気血の渋滞・上にも下にも行けない・角の埃)が起こっているように見受けられます。
東洋医学(鍼灸)では、穴と経絡という臓腑(身体の奥)に繋がる線を使い外から内を調えるとともに
内から逃げ場を求め外へ浮き上がった細絡(滞り)を見逃さず「身体の内側をみる」材料・方法として
治療方針を組み立てます。
鍼灸治療により循環障害が改善され始めますと、身体の緊張も取れ・・
不思議なことに細絡も消失します。
頭が痛い・眩暈・耳鳴り・耳が聞こえにくい・目の奥が痛いなど、常に左記の症状をお持ちの方は
一度、よーーーく観察してみて下さい。
(鍼灸院かきた) 2016年3月29日 09:45
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